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不動産鑑定士って知ってる??

2021年09月19日
不動産鑑定士って知ってる??

不動産鑑定士という仕事をみなさんは知っていますか?初めて聞いた人も多いのではないでしょうか。簡単に言えば土地を鑑定する人のことです。今回は不動産鑑定士について紹介していきたいと思います。

不動産鑑定士とは??

不動産鑑定士とはその名の通りで、不動産の適正な価値を鑑定するプロのことを言います。不動産鑑定士は不動産の経済価値に対して高度な専門的知識を持っており、依頼人から土地を売りたいなどの要望に応じて土地や建物の価値を判断したり、土地を有効利用するためのコンサルティングを行ったりします。不動産の価値というのは社会情勢や時期などによって左右しますし土地や建物にはいろいろな権利関係が絡み合っていることも多いため、専門的な知識を持った不動産鑑定士が必要になってくるのです。では、不動産鑑定士になるにはどうしたらよいのでしょうか?

不動産鑑定士になるには??

不動産鑑定士は国家資格になります。なので、不動産鑑定士の国家資格を取得する必要がありますが、試験を受けるための年齢要件や学歴要件などの受験資格は必要ありません。そのため、どのような経歴の方でも受験料を払えば受験することが出来ます。試験は短答式の試験と論文式の試験の二段階選抜式で行われます。短答式試験に合格した年を含めて3年以内であれば論文式試験を受けることが出来ます。論文式試験に合格出来れば、不動産鑑定士取得になります。目安ですが不動産鑑定士になるための勉強時間は最低でも2000時間程度必要と言われています。受験期間の設定は1~2年が一般的です。では、実際に不動産鑑定士になることが出来たらどのような仕事をするのでしょうか?

不動産鑑定士の仕事内容

不動産鑑定士は全国のあらゆる土地や建物を鑑定します。個人が所有する土地や山であったり海に浮かぶ島であったりも例外ではありません。土地などの価値は不動産鑑定士によって決められているので、不動産鑑定士は大きな権限を持っていることになります。具体的な仕事内容は大きく分けて二つあります。

不動産鑑定評価

土地や建物などの不動産の価値を周囲の地理や法規制、市場経済における価値などさまざまな要素を考慮して鑑定評価を行い、鑑定評価を決定して「不動産鑑定評価書」を作ります。「不動産鑑定評価書」を作ることが出来るのは不動産鑑定士だけで独占業務となっています。

コンサルティング業

不動産の鑑定評価を判断し、顧客のニーズに合わせた適切なアドバイスと提案でコンサルティングをします。顧客は個人から企業まで、また国内だけではなく海外まで相手をします。扱う不動産の規模や種類はさまざまですので、広く大きな可能性が広がっています。

まとめ

少しは不動産鑑定士について知ってもらうことが出来たでしょうか。決して簡単に出来る仕事ではありません。しかし、勉強をして資格を取り、不動産鑑定士になることが出来たら仕事の幅はものすごく広がります。不動産は大きなお金が動くのでやりがいがありますし、責任感を持って仕事をするスキルも身につくでしょう。将来的に独立を考えていたり、新しい価値を提供することに興味がある方にはとても向いている職業です。

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