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意外と知らないバーテンダーの歴史

2023年04月05日

バーテンダーとはなにか？？みなさんはご存じだと思いますが、お酒を作ってお客様に提供する人のことです。意外にもバーテンダーの歴史は古く、古代エジプト時代にまでさかのぼることが出来ると言われています。
今回は、そんなバーテンダーの歴史について紹介していきたいと思います。

バーテンダーの歴史

古代エジプト

バーテンダーの起源は、古代エジプトやメソポタミアにまで遡ることができると言われています。彼らは、神聖な祭儀や特別な儀式のために、種類豊富な飲み物を調合する責任があった。また、古代ローマでは、バーで飲むことが非常に人気があった。ローマのバーには、幅広いメニューに加えて、バーテンダーが娯楽を提供することも含まれていた。

中世

中世のバーは、酒類を販売する場所として発展していた。バーテンダーは、酒類の提供に加えて、ビターズや薬草などを使った簡単な薬の提供を行っていた。アルケミストにも似た役割を担っていた。これらは、バーテンダーが、飲み物の提供だけでなく、病人や健康に関連する問題に関して知識を持っていたことを示している。

産業革命を経て、バーの形態も変化していった。バーカウンターが一般的になったことで、バーテンダーは自分のスペースと威信を確立することができた。バーテンダーたちは、より多様な飲み物を調合するようになり、ビール、ワイン、そして、カクテルの作り方も発展していった。

バーテンダーたちは、銀行家や地位の高い人々が出入りする高級バーでも働くようになり、彼らの能力と知識が通貨として認められるようになった。この結果、バーテンダーたちは、自分たちのスタイルと専門知識を磨き、美味しいカクテルと優れたサービスを提供するために競い合うようになった。

19世紀頃

バーテンダーの歴史において、19世紀には、カクテルが登場し、トップクラスのバーテンダーたちは、創造的なカクテルを開発するために夜な夜な努力していた。この時代に、コニャックやスコッチなど、高級な酒が普及したことで、バーテンダーたちは、肩書きを持つことで、自分たちのスタイルと専門知識を認められるようになった。そして、より多様なカクテルの作り方に、より多様な技術や器具が発達した。

このようにバーテンダーの歴史は１９世紀までにもこれだけあり、今と形はかなり違っています。今は、かっちりとしたBARに飲みに行くよりも、よりフランクで空間を楽しむ人が多いように感じますし、そのような需要の方が高いでしょう。
しかし、今でも古き良きじだいのままのBARは存在しますし、そのようなBARを好む人はたくさんいます。敷居が高く入りづらいと感じる人がいるかもしれませんが一度入るとその魅力にはまってしまうかもしれません。空間だけでなく本当に美味しいお酒をたしなんでみたい方は、そのようなBARに行ってみるのもいいかもしれません。