コラム。夜職の未来
コロナ禍で大変な時期の中、夜職の需要は高まりつつあります。そんな夜職の未来について、筆者の考えをコラム風に書いていきたいと思います。
夜職の未来
一昔前の夜職、つまり昭和時代の夜職はバブルの影響もありとても盛んな状態でした。経済的に余裕があるので数多くの男性がキャバクラなどでお金を落としていました。バブルが終わったとしても夜職の業界は需要がずっと一定数ありました。また、一昔前のキャバクラなどは今と比べると値段も安く、あまりお金を持っていなくても十分に楽しめました。お店で高い値段を払わなくてもアフターなどに来てくれるキャバ嬢も多くいて、言葉を選ばずに言えば簡単に遊べる時代でした。しかし、SNSが急激に普及して時代が一気に変わりました。最も大きな要因の一つにインスタグラムのストーリーの機能があります。ストーリーの機能によってリアルタイムでキャバクラの中の風景を知ることが出来るようになりました。これによって、実態が透明化され、夜職に対してのイメージが一気に良い方向に変わっていったのではないでしょうか。さらに、有名キャバ嬢が、何十万、何百万もするシャンパンをあける動画をストーリーにのせるのが主流になり、夜職のステータスが一気に上がりました。では、人はなぜこのような大金をキャバクラなどで使うのでしょうか?
時代は承認欲求を欲している
いま、この令和の時代は承認欲求に飢えています。インスタグラムやツイッター、ラインなどネットネイティブの世代は他人がどのようなライフスタイルをしているか、簡単に把握することが出来ます。そうなるとどのようなことが起こるのか?他人の目が気になり、他人と自分を比較してしまうため承認欲求が高くなってしまうのです。それに加えて、夜職の需要が比例するように高まっているのです。飲み屋さんにいけばお金を払うと接客をしてもらうことが出来ます。人によっては家に帰っても家族にあいてにされなかったり、会社でも友達がいなかったりひとのぬくもりを感じることが出来ない人もいます。そうなると足を運ぶのは飲み屋さんです。飲み屋ではお酒をのみながら話をすることが出来ます。そこで、自分の愚痴などを親身になって聞いてもらえたりすると、承認欲求が満たされます。なので、人は飲み屋さんに足を運び、その空間に対して高いお金を払うのです。これからはそういう承認欲求を求めている世代が多くなるので、飲み屋の需要はさらに高まっていくでしょう。
夜職の未来は明るい
仕事のAI化が進む時代ではありますが、接客業は機械ではすることが出来ません。なので、人のぬくもりをリアルに感じることが出来る接客業はなくなることはないでしょう。また、承認欲求に飢えている時代と、夜職のステータスが高くなっていることが見事に上手く絡み合っています。もしかすると令和から未来にかけての今の時代が一番夜職では稼ぐことが出来るかもしれません。もちろん、夜職は実力社会なので個人が努力しなければ稼ぐことは出来ませんが。ですが、チャンスはまだまだ無限大にある業界であることは間違いありません。少しでも興味がある方は門を叩いてみてもいいかもしれませんね。
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