不動産とは??
みなさんが普段何気なく使っている不動産というワード。なんとなくはわかっているけどしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか。不動産はお金がたくさん動いているだとか不動産業で成功したら不労所得を得られるなどのイメージがあると思います。今回は不動産について紹介していきたいと思います。
不動産とは?
まず、不動産を説明する前に動産について解説していきたいと思います。
動産
動産とはその名の通り動かすことが出来る財産のことです。動かすことが出来る財産なので例を挙げたらきりがありません。民法では不動産以外のものはすべて動産になると定義されています。わかりやすい例を挙げるとしたら車であったり家にあるほとんどのものは動産に当てはまります。また、骨董品やカードなど個人がコレクションとして所有しているものも動産となります。
不動産
不動産は、その場所から動かすことが出来ない財産のことです。民法では、土地およびその定着物と定義されています。みなさんが一般的にイメージしている土地や建物はもちろんのこと木なども不動産として扱われます。
では、いつから不動産という言葉が使われだしたのか、不動産の由来を解説したいと思います。
不動産の名前の由来
日本で初めて不動産という言葉が使われたのは明治時代にさかのぼります。民法で「土地及ヒ其定著物ハ之ヲ不動産トス」という一文が出てきました。この文が不動産の由来と言われています。昔、日本は土地のことを地所と呼んでいました。しかし、不動産という言葉が出来てからその言葉が定着するようになりました。不動産の語源はフランス語で「Immobiliers]という動かないものという意味からきています。土地の売買自体は不動産という言葉が出来る前から行われていました。しかし、土地の上には建物があったり木があったりします。売買するときに区別をするため使い勝手の良い不動産という言葉が今でも使われています。
不動産業は何をしているの??
実際に不動産業は何をしているのか紹介していきたいと思います。不動産業は主に3つに分類することが出来ます。
建物を開発する
マンションや大型商業施設を開発したりすることです。土地の仕入れから建物を開発するまでの一連の仕事を行います。
建物を流通させる
物件の宣伝や販売を行います。仲介を行うこともあり不動産のオーナーと入居したい人をマッチングさせます。
建物を管理する
管理会社として物件を管理します。オーナーが全てを管理することは難しいのでオーナーに代わって管理業務を行います。
不動産業は扱う種類は少ないですが仕事の種類は数多く存在します。単価が大きいこともあり多額のお金が動いているのもこの業界の特徴です。
まとめ
不動産という言葉はなんとなくは知っていてもしっかり説明できる人は少ないでしょう。しかし、この記事を読んで少しは理解できたのではないでしょうか。最近は不動産業は個人でも参入できる業界と言われています。興味がある方は無理のない程度に門を叩いてみるのもいいかもしれませんね。
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